4回に渡って行われるウェビナーシリーズは、レオロジーに関連して、計測、キャリブレーション、メンテナンス、実験計画の基礎、そして理論と応用について学べるように作られています。各ウェビナーは60分で、最後の10分間は質疑応答を行います。このシリーズの4回すべてのウェビナーをご視聴いただいた方々には、修了証が授与されます。

レオロジーのご紹介

4回に渡って行われるシリーズの第1部では、レオロジーを理解するための枠組みを紹介し、4つの重要なトピックについて取り上げます。

液体の粘度測定

レオロジーに関する4回のシリーズの第2部では、液体の粘性について取り上げます。

降伏とチキソトロピーの測定

粘性に加えて、複雑流体は降伏応力、チキソトロピーに代表されるその他の重要な流動特性を示す場合があります。第3部では、これらの挙動を定量化するための有効な手法を探ります。

粘弾性の定量化

4回のシリーズの最後では、最も重要なレオロジー的挙動について取り上げます。

講師について

Nathan Hesse, Ph.D.

Nathan D. Hesse博士は2005年にTAインスツルメントに入社したシニア応用科学者であり、現在はデラウェア州ニューキャッスルの本社を拠点にレオロジー製品ラインのサポートに携わっています。2002年、オクラホマ大学にて分析化学の博士号を取得。種固有の特性の研究と、触媒ポリマーの分解反応に関する動力学な研究に従事していました。TAに入社する以前は、その後TAインスツルメントの微量熱量分析ポートフォリオに加えられることになる熱分析に携わっていました。Nathan博士は15年以上にわたる経験を集約し、TAの組織全体に対して、また何よりも熱分析、微量熱量分析、レオロジー製品ラインをご利用のお客様を第一に技術的なアプリケーションと機器のサポートを提供してきました。

Terri Chen, Ph.D.

Tianhong (Terri) Chen博士はTAインスツルメントのシニアサポート科学者であり、現在はレオロジー製品ラインとDMA製品ラインのサポートに従事しています。中華人民共和国の中山大学 (SYSU) にて高分子化学の博士号を取得。ポリマーの合成と特性を専攻していました。その後は博士課程修了後の研究に携わり、メリーランド大学の特任助教授となりました。その間は主に生体高分子の修飾や分析を研究対象としていました。Chen博士は2004年にTAインスツルメントに入社しました。TAインスツルメントでは主にカスタマーサポート、コンサルティング、DMAおよびレオロジー関連のトレーニングコースでの教育を担当しています。Chen博士はこれまでに査読付きの学術雑誌に50以上の論文を発表し、米国で2件の特許を取得しています。